2006-01-01から1年間の記事一覧

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今年も東京デザイナーズウィークに足を運ぶ。今年の学生展のお題は「LOVE」。日本人には「like=好き」という感覚はあっても「love=愛している」という感覚はどうも馴染めなくて、「愛している」なんて言葉を平気で恋人に言える人は自分を騙している胡散臭…

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アルフレッド・ヒッチコック『めまい』を観る。前半が心地良い。開始数分とタイトルから『ドグラ・マグラ』のような展開を推測して僕は観ていたのだけれど、終盤全く違った展開に。自分の中では最後まで受け入れきれなかったように思える。大きな眼鏡をかけ…

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スタンリー・キューブリック『博士の異常な愛情』を観る。核戦争なんて時代遅れな気がしていた僕には実に皮肉な話だ。水爆にまたがって人が飛行機から落下していくシーンなんて笑えやしない。観終わって知ったのだが、ピーター・セラーズが一人で三役演じて…

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ヤン・シュヴァンクマイエルの新作『ルナシー』がようやく11月18日から渋谷と新宿で公開されるのだとか。それに伴ってシュヴァンクマイエル氏と、亡くなってしまったエヴァ夫人とのドキュメンタリーも公開されるらしい。僕は、作品はもちろんのこと、夫婦と…

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上野の森美術館にダリ回顧展を観に行く。昼過ぎに上野に着いたせいか美術館に入ってみると、絵の前に人の列が4列出来てしまうほど部屋の中はヒトで埋め尽くされていた。後頭部や顔って様々なニオイがする。いい匂いや嫌な臭い。ただそれだけで気持ちが悪く…

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土曜の夕方に、自分の日記を更新することで「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」というものの存在を知る。おかげでその晩には夜行列車で名古屋へと向かうことが出来た。これも何かの縁ですか。それにしてもムーンライトながらってやつは何遍乗っても疲労…

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日曜と月曜の連休を使って、一人で飛騨高山辺りにでも行こうかとここ数日盛り上がっていたのだが、青春18きっぷがこの時期に発行されていないという事実を今朝になって知り、計画が破綻する。見事にあっけなく。仕方なく場所を特定せずに今晩発の夜行バスを…

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友人とAIGオープンを有明に観に行った。フェデラーが来日したことは知っていたが、他にもスリチャパン、ロブレド、アンチッチ、鈴木貴男、杉山愛とビッグネームの試合が勢ぞろいで、彼らの素晴らしい試合を堪能することができた僕はとても幸せだった。チケッ…

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友人らと富士急ハイランドに行ってきた。絶叫マシンが案外平気な僕としては、最初にFUJIYAMAに乗った時点で世界を知ってしまう。こんなもんかと。そして、それ以降のアトラクションをいくつか乗っていくことでFUJIYAMAが再評価されていく感じ。あ、一番怖か…

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今、恵比寿ガーデンシネマにて没後五十周年として溝口健二が特集されている。初日の今日、早速僕は『雨月物語』を観てきた。何度もレンタルビデオ屋に足を運んだがこの作品を見つけることができなかったので、今回こういった機会に恵まれて大変嬉しく思う。…

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川崎でソクーロフ監督『太陽』を観る。暗い画面が印象的な映画。内容は人間宣言。昭和天皇はイッセー尾形が演じている。なぜロシア人なのか。上映中ずっと気になっていた。戦争云々よりも神が人間になる、その点に興味を持っていたように思える。天皇を演じ…

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友人が国会図書館に行きたいと言うのでそれに付いていくことに。国会図書館、なんて素敵な響きでしょうか。一応調べものをするつもりだったが、とりあえず館内を探検することに。一日こもっていられそうな雰囲気に大満足する。結局調べものもせずに図書館を…

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「人生は、他人を負かすなんてケチくさい卑小なものじゃない」 岡本太郎『強く生きる言葉』イースト・プレス 別に説教臭いことがしたいわけではないけれど、今日偶然開いたページにこう記してあって妙に引きつけられた。今日のお告げ。

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広島で泊まった宿で知り合った旅人たちが持っていた本を二冊買う。一冊は『全国安い宿情報』という本。素泊まり5250円以下の宿がひたすら書かれている本だが、住所や地図は一切記載されていない。交通の欄には「××駅車×分」とか「××駅歩×分」のみ記されてい…

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旅の最後に京都にある亀岡という田舎町に足を運ぶ。ここは僕が15年前に住んでいたところで、自分の記憶を遡っていく中で辿り着く、様々なことを鮮明に思い出せる始めの場所。一人旅にふさわしい最終地点。そんな亀岡は昔の印象と何も変わることなく、今も素…

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僕が旅に出るとエンジンがかかるのに大抵四日くらい必要だったりする。エンジンのかかり具合っていうのは、簡単に言えば体の緊張具合。緊張感が出てきたり、緊張感から解放されたり。そういうのって身体の方が生理的なサインでちゃんと示してくれる。例えば…

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岡山県からフェリーで瀬戸内海に浮かぶ島、直島に上陸する。お目当ては安藤忠雄が設計した地中美術館。昔読んでいた雑誌の中でトム・フォードが絶賛していたのが頭の片隅に残っていたので。 僕には今でも図書館や美術館に住んでみたいという願望がある。だか…

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西の方へ旅に出ます。すでに予定が狂っていたりもするけど楽しみでしかたない。何が楽しみなのか、それすらもわからない旅ですが。

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夜なかなか眠れないときがある。そんなときは苛立っても仕方がないので、僕は無駄な抵抗をせずに眠くなるまで時間を潰す。どう潰すかについては考えるまでもなく、以前観たことがある映画を観る、というのがそんな状況下での僕の習慣になっている。ナンニ・…

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僕は歌を口ずさむのが好きな方です。残念ながら口笛ってやつは未だに出来ませんが。お風呂で歌ったりはしないのですが、自分の部屋ではよく大声で歌ったりもします。おかげでとなりの部屋で寝ているゼッペキを起こしてしまうこともしばしば。もはや口ずさむ…

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今日見た夢の話。餃子を一口食べただけで満たされていく。その気持ち良さ、不可解さ。その場の勢いで親しげになった赤の他人から催しに招待される。その図々しさ、胡散臭さ。 満腹から勧誘へと向かうこの夢の構造。これは最近の僕の記憶に依るものと思われる…

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明治神宮の花火大会に行ってきました。浴衣を着て外を出歩くというのが僕にとってちょっとした夢だったのでとても嬉しかったです。浴衣を着ながら外苑辺りをぶらぶらお散歩なんてなかなか乙でしょ。実際は花火が見れそうな場所を探して歩いていただけなんで…

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勘がとにかく冴えまくる、こんな日ってたまにある。人がこれから言おうとしていることがなぜか分かってしまったり、相手が声を発する直前に映像として頭に浮かび上がったり、ビリヤードで球が思った穴にやたら落っこちたり。いや、最後のはあまり関係ない気…

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友人たちのバンドの練習を覗きに都立大学のスタジオに行く。免許合宿のために今日来れなかったコガネイ君は人生半クラッチ。ツクバ君のニューギターがかっこよくて、彼も半クラッチ。イセハラ君はドラムを叩いているときが人生で一番半クラッチ。オオイマチ…

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渋谷のユーロスペースで『年をとった鰐&山村浩二セレクト・アニメーション』を観る。山村浩二が選んだ短編アニメーション数本に加え、本人の新作が上映された。もちろん山村浩二の新作も興味があったわけだが、今日のお目当てはノーマン・マクラレンの『色…

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試験で参加不可能かと思われた横浜の花火大会。30分で解答用紙を提出し現地に駆けつける。花火が上がる前には現地に着いたものの、携帯電話というものがまるっきり役に立たず友人らと合流できず。仕方なく一人地面に座り花火を見ることに。間違いなく絶景で…

港南台で『ヨコハマメリー』を見る。初めて行く映画館はいつも楽しみ。今日も雰囲気を味わおうと思って館内に入ってみたものの、すでに満席状態でした。驚き。 白いメリーさんを知ってますか?僕は聞いたことありそうな気もしたけれど、多分知らなかったんだ…

友人の日記を読んで、シド・バレットが7月に入って亡くなっていたことを知る。それでも60歳まで生きていたというのがまた泣けてくるわけだが。僕の中の怪物が一人この世からいなくなった。僕の一方的な気持ちではあるけれど、哀しい気分になった。 今日の一…

日頃、僕は洋楽を聴くことが多いのだけど、一方で邦楽の中から良質なポップを探し求めていたりする。なかなか良い出会いには恵まれないけれど根気よくね。ロックなんかもいいけれど、ポップさをより追求することはきっと難しいことなんだと思う。それだけに…

ここ最近、我が家では皆が歯を磨く前に歯磨き粉をしぼり出しているんだと思われます。どこまでしぼればいいんだろうか。母親は安売りで買ってきたものの不評だったスミガキを一人で消費しているのだと思われるので、そうすると残った男三人でしぼっているこ…