大英博物館に立ち寄った際に、無間地獄に堕ちた提婆達多、なんてものを勝手に期待したがそういったものはなかった。あるのは仏陀仏陀仏陀。あとは梵天くらい。
手塚治虫ブッダ』を読破。僕はキリスト教同様、仏教にも疎い。ゴータマ・シッダールタなんて言葉を見たのは中学の歴史の授業以来。読み始めてから終わりまで、とにかくばったばったと人が死んでいくのには驚いた。“あとがきにかえて”も興味深い。作者の創造の魅力に気付く。